HOME > ケガの応急処置
代表的な「スポーツ外傷」の応急措置を掲載します。ご参考にしてください。
(出典:運動スポーツ大百科!URL:http://sports.goraikou.com/)
出血 打撲 捻挫 脱臼・亜脱臼 骨折 肉離れ
アキレス腱断裂 目に異物 熱中症 鼻血 アイシング

出血(しゅっけつ)

もし、患部が土や砂などで汚れている場合は流水で洗いましょう。
(患部はなるべくこすらないように)
大き目のハンカチ、タオル、ハンカチあれば滅菌してあるガーゼなどを使い出血している部分を強く押さえて圧迫します。(もし、骨が皮膚より出ていたり大出血で圧迫しても止まらないようであれば患部より心臓に近い位置で止血帯をします。) 包帯や伸縮包帯があるならガーゼなどの上から巻きます 傷口を心臓より高い位置へもっていきます。 注意: 切り口が深かったり、大きい場合は消毒、殺菌などの薬はつけないで、きれいなガーゼまたはタオルなどを当てて圧迫しながら、患部を心臓より高い位置に上げてそのまま病院へ行くようにしましょう。

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打撲(だぼく)

傷があるときは傷をきれいに洗い、清潔なガーゼで傷口をあて包帯で留め、その上から氷嚢をあてます。 もし、傷がないときはそのまま患部を冷やし、圧迫し、挙上、保護します。 腫れがひどい場合や歩けない、手足が動かないようであれば早急に医師の診断を受けましょう 。 打撲した部位を痛みのない範囲でストレッチし、筋肉が固まり過ぎないようにしましょう。

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捻挫(ねんざ)

患部を冷やし、圧迫し、挙上、保護します。痛み、腫れや内出血がひどいようであったり、歩けない、足を地面につけられないようであれば早急に医師の診断を受けましょう(骨折を伴う場合がある)

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脱臼・亜脱臼(だっきゅう・あだっきゅう)

完全に外れてしまっている場合、そのままの形で三角巾や副木などをあて関節を固定して保護してすぐに医療機関へ行くようにしましょう。医師に任せ、絶対に自分達で戻そう、入れようとしないことが重要です。 以前に同じ関節に脱臼の経験がある場合、飛び出た部分がもう一度関節内に戻ることがあります。(亜脱臼)その場合も関節を固定し、患部を冷やし、圧迫し、挙上、保護します。必ず医師の診断を受けましょう。

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骨折(こっせつ)

そのままの形で副木などで固定します。患部の両隣の関節も固定しましょう(もし、前腕を骨折した場合は肘と手首は動かないように副木を当て固定する。あれば三角巾などで肩も動かないよう腕を吊りましょう。) その上から氷をあて、早急に医療機関に搬送しましょう。

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肉離れ(にくばなれ)

患部を冷やし、圧迫し、挙上、保護します。痛み、腫れや内出血がひどいようであったり、歩けない、足を地面につけられないようであれば早急に医師の診断を受けましょう(骨折を伴う場合がある)

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アキレス腱断裂(アキレスけんだんれつ)

本人をうつぶせにし、足首を底屈(つま先立ちの形)させ、あれば足の前面に副木をあて包帯や伸縮包帯で巻きます。ほかにもテーピングなどがあれば足をつま先立ちの形のまま固定します。(足の裏からふくらはぎまでテープを貼り足首が背屈しないように固定します。)関節を固定し、その上から氷で患部を冷やし、保護してすぐに医療機関へ行くようにしましょう。

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目に異物が入る

まずは目を閉じたりひらいたりしてまばたきをさせ、涙で洗い流すようにしましょう。 竹刀のささくれ等が入ってしまった場合などは絶対に手でこすらず、桶などに水を張り、顔をつけて水の中でまばたきしてみます。これを何回かやってみます。 それでもまだ異物を感じる場合は、物が目に刺さっていたり、目の表面に傷が入ってしまっている場合があるので早急に眼科の診断を受けましょう。

黒目の部分に刺さっているようであれば緊急です。すぐに眼科で診察を受けましょう。 大きな物体が目に刺さっているのが見えても抜かないでその物体を紙コップなどで固定し動かないようにして早急に医療機関へ搬送しましょう。 病院にいくときは目を眼帯などでカバーしましょう。

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熱中症(ねっちゅうしょう)

【熱射病(ねっしゃびょう)】
症状> 体がじとっと汗ばんでいる。体温は普通か、やや皮膚が冷たい感じ。 吐き気、頭痛、食欲がない、めまい等
原因> 体内の水分不足または電解質不足により、いわゆる血液「ドロドロ状態」または「空っぽ状態」になるため、十分な酸素・栄養素が運動中の体に回らないから。
処置>まずは患者を涼しい場所(木陰、風通しの良い日陰、クーラーのきいた部屋など)へ運びます。 体を締め付けている衣服等をゆるめて楽な姿勢を取らせてあげましょう。 意識のある場合は水または、薄めたスポーツ飲料を飲ませましょう。

【日射病(にっしゃびょう)】
症状> 体が乾ききって、汗が出ていない状態。体温が異常に熱く、真っ赤にほてっている。意識が朦朧としているか無い。
原因> 体内の水分不足により、運動で暑くなった体を冷やす機能(汗)がストップしてしまい、それにより体温が更に上がるので体の体温コントロール機能が壊れてしまう。
処置>まずは患者を涼しい場所(木陰、風通しの良い日陰、クーラーのきいた部屋など)へ運びます。体を締め付けている衣服等をゆるめて寝かせます。体を冷たいタオルなどで冷やし、扇風機などを使い、風をあてます。 意識が無い場合や呼吸のない場合がほとんどです。すぐに救急車を呼びましょう。

【熱ケイレン(ねつケイレン)】
処置>まずは涼しい場所(木陰、風通しの良い日陰、クーラーのきいた部屋など)へ移動しつってしまった筋肉をストレッチしてあげます。 筋肉内の水分不足、電解質不足が原因で起こるので、冷たい水か、薄めのスポーツドリンク(市販のものは甘めに作られており、消化吸収が遅く、電解質が不足した筋肉に到達するのに時間がかかるため)を飲ませてあげましょう。

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鼻血(はなぢ)

ティッシュやガーゼ、きれいなタオルなどを鼻にあてて、目のこめかみのやや下辺りを親指と人指し指でつまんで押さえます。(まずは鼻の穴にはティッシュや綿を詰めないこと。)イスなどに座り、頭を前に倒し、口の中に流れた血を吐き出すようにします。(おう吐防止)
あれば、冷たいタオルや氷嚢にタオルを当てたもので、鼻部を冷やしましょう。 正面と横から鼻すじを見て、鼻のラインが曲がっていたり、凹んでいる場合、出血が止まらない場合は早急に医師の診察を受けましょう。

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アイシング

【アイシングの役割】
アイシングだけではもうすでに腫れ上がってしまった患部 (一時的外傷的損傷)を元通りにすることはできないけれど、 怪我をした後できるだけ早くアイシングをすることで、患部周辺の新陳代謝を下げることにより、出血による腫れや患部周辺の 正常な細胞までが酸素不足による被害(壊死)を最小限に抑えることができます。 (二次的低酸素症を防ぎます)
【いつアイシングするか?】
怪我をしたらできるだけ早くにアイシングを始めます。できるだけ一次的外傷性損傷で壊れた血管を収縮させることで腫れを最小限に抑えたいからです。 またスポーツリハビリの後や使いすぎのケガをしたときなど、患部が温まって熱を持っている状態(炎症を起こしている)のときにもします。
【アイシングには何を使う?】
「コールドスプレーをシュワーとかけておしまい」では患部はどんどん腫れていきます。だからと言って、かけすぎては皮膚の一部が凍傷になってしまうこともあります。コールドスプレーは皮膚の表面を冷やすだけで肝心の中身が冷えません。 シップやコールドクリーム等は一瞬ヒヤッとしますが、これも3分ほどで生暖かくなりますし、これも皮膚の表面だけを冷やしている状態なのでオススメできません。
では、何がいいのかというと、それは 「氷(こおり)」 です。 冷凍庫の中にある氷を砕いて、またはコンビニに買い求めるなら「クラッシュアイス」(患部にフィットしやすいので、できるだけ氷を砕いて小さい方がよい。)を氷嚢や強めのビニール袋にいれて患部に当てます。
スポーツ専門店や薬局で見かける瞬間アイスパック(袋の中のパウチを破って化学反応で瞬間アイスパックが出来上がりというもの)や、ゲル状のアイスパックは、これは患部表面が冷えすぎることが多々あり凍傷の原因になるのでご注意ください。 利用の場合には、皮膚とバックの間にタオルや手ぬぐいなど一枚入れて使用することをオススメします。

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